妻子的秘密3

元カリスマホステスである相田蝶子（藤原紀香）は、警察官である夫の六郎（葛山信吾）の転勤にともない再び東京へ戻ってきた。夫のためにも警察の官舎ではなるべく目立たぬように生活している。その甲斐あって、蝶子が元銀座ホステスであることは全く知られずにいた。 東京新宿歌舞伎町の路地裏で１人の男性の刺殺死体が発見された。被害者は殺害現場のすぐ近くにあるホストクラブの売れっ子ナンバー１ホスト・伸也（大橋てつじ）。早速、六郎ら警視庁花戸山署の捜査員たちが捜査を開始する。 一方、官舎内で、１つのトラブルが発生した。官舎に住む主婦・金子早苗（安田美香）が、歌舞伎町のホストに夢中になり、借金を重ね、家庭崩壊の寸前にまで迫っているのだという。官舎主婦連のメンバーたちは相手のホストに直談判するため、警察官の妻たちということを隠してホストクラブに乗り込んだ。もちろん蝶子も付き合わされて...。ところが蝶子たちを迎え入れたホストたちの中に六郎の姿が。ホスト殺人事件の潜入捜査中だったのだ。この席で、蝶子は、ホストの竜二（賀集利樹）と知り合う。他のホストとは全く違う雰囲気を持った竜二に蝶子は違和感を感じる。 その帰り道、蝶子は、幼い少女・由衣（松田七星）が路上で高熱を出して倒れる現場に遭遇し、慌てて由衣を官舎に連れ帰り、看病する。その少女は実はさきほどのホストの竜二の娘だった。それがきっかけで、蝶子はたびたび由衣を預かるようになり、由衣の保育園の先生・三瀬薫（新山千春）と知り合う。どうやら薫は竜二に思いを寄せているらしいことを察する蝶子。ところが、由衣によると、以前は仲がよかった竜二と薫だったが、なぜか最近、２人の様子がギクシャクしているとのこと。それが伸也の殺された日の翌日からだったことを知った蝶子は...？